日本のコロナの感染者数と死亡者数グラフ
累計
感染者数:71.1万人 死亡者数:1.2万人 死亡率:約1.68%
参考(世界)
感染者数:1.66億人 死亡者数:344万人 死亡率:約2.07%
世界と比較すると死亡率は低いと感じます。
医療現場が頑張ってくれていますね。
あとは、もともと衛生意識が高いので、マスク、アルコール消毒などを小まめにしているのではないでしょうか。
ちなみに…
アメリカのコロナの感染者数と死亡者数
ワクチンの開始が12月の中旬からのでワクチンの効果は実証されているように見えます。
累計
感染者数:3310万人 死者数:58.8万人 死亡率:約1.77%
日本と比べると少しだけ高い。
予備知識
アメリカの第2次世界大戦時(1941~1945年)の死者数:29万人1557人
これだけ国民を苦しめるのはアメリカとしても最大の屈辱かもしれませんね。
直近の死亡者数(5月21日)
日本113人 アメリカ654人
日本は死者数も緩やかな右肩あがり
アメリカは一定であるが僅かに減少傾向がみられる。
ワクチン接種
日本4.4% アメリカ48.8%
ワクチン接種後の効果は感染者数と死亡者を見ると一目瞭然。
ワクチンの値段
米国政府は米ファイザーと独ビオンテックが共同開発しているワクチンについて、1億回分のワクチンを約20億ドルで調達する契約を結んだ。(令和2年7月22日)
1人2回接種になるので約40ドル。
4500円くらいか。そこまで高くは感じないないが、日本人が全員受ける分を調達するなら莫大なお金が必要になる。
現在主流の3つのワクチン
・ファイザー(米国)
・モデルナ(米国)
・アストラゼネカ(英国)
ファイザー(米) | モデルナ(米) | アストラゼネカ(英) | |
効果 | 95% | 94.1% | 70.4% |
変異ウイルス効果 | 全てに対応 | 全てに対応 | 南アフリカ変異に効果なし |
副作用 | 倦怠感、頭痛 発熱 | 腫れ、倦怠感、 頭痛、 発熱、吐き気、寒気 | 痛み、倦怠感、頭痛、筋肉痛、 発熱、血栓ができる例もあり。 |
保管 | ー75度:6か月 ー20度:14日 2~8度:5日 | ー20度:6か月 2~8度:30日 | 2~8度:6か月 |
現在、日本で使用されているワクチン
・ファイザー
5月20日承認がおりたワクチン
・モデルナ
・アストラゼネカ(ヨーロッパ圏では使用を禁止しているところもあり)
これからワクチン接種のスピードがあがりそうですね。
ちなみに日本製のワクチンはどうなっているのか。
〇アンジェス
大阪のバイオベンチャー企業、500人規模での臨床試験を開始。
2020年6月30日に国産のワクチンとしては初めて30人を対象にした臨床試験に入り、その後、臨床試験に参加する人数を増やしています。
〇塩野義製薬
大阪に本社がある製薬大手、「組み換えたんぱく質ワクチン」の臨床試験を開始。これまでのところ安全性に問題はなく、2021年7月以降、抗体が十分できるかどうかなど免疫の働きについて分析を進め、次の段階の臨床試験に進みたいとしています。年内の供給も可能になるという考えを示しています。
〇第一三共
製薬大手の第一三共は、152人を対象に臨床試験を始めました。
開発しているワクチンは国内で接種が始まっているファイザー製と同じ。
〇KMバイオロジクス
熊本市に本社あり、210人を対象に臨床試験を始めました。
ワクチンはウイルスを加工して毒性をなくした「不活化ワクチン」で、季節性インフルエンザなどのワクチンと同じタイプ。2021年秋には次の段階の臨床試験に進めたいとしたほか、現在の審査方法では承認は2023年になる見込みを示していて、前倒しを目指して検討を続けたいとしています。
いま出されている情報では塩野義製薬が一番早く実用化されるかもしれませんね。
ただ、アメリカのワクチンの効果が高く、有効性が認められているワクチンがあるなかでの開発は倫理的に厳しくなり、後発組が不利になってくる、とのことでした。
長くなりました。
最近のコロナウイルスの状況について数字を追って確認していきましたが、ワクチンが頼みの綱になっている感じがします。
個人的には注射は嫌いなので接種したくないですが、早く事態が収束し、普通に旅行にいけるようになればいいなと思います。
参考までに日本における各事象での死者数
がん:37万3547人(2019年)
老衰:10万9609人(2019年)
肺炎:9万4654人(2019年)
交通事故:2839人(2020年)
餅で喉をつまらす:298人(2020年)
↑もし正月時期に集中してこの数値ならコロナよりも死亡率高くなるかもしれません。よく噛んで食べましょう。
コロナ対策のアルコールとマスクのお陰で他の感染症での死亡が減り、去年より9000人程度死亡者数が減っているとのことです。
だから、コロナを甘くみて良い訳ではありませんが、データを見ると様々なことが分かります。
たまには世の事柄に対してデータを見ながら分析するのも楽しいです。
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