鹿児島の温泉について熱く語りたい、温泉だけに。
この記事は、
鹿児島に旅行予定の人、
最近、鹿児島暮らしになった人、
温泉好きの人、
そういう人たちにオススメの記事です。
鹿児島温泉物語、第4弾です。
今回は鹿児島の霧島市にあります妙見温泉(みょうけんおんせん)について語っていきます。
ここは古き良き温泉郷です。
山間にあるロケーション、湯量も凄く、効能を感じる、
忙しい世俗を忘れて楽しめる大好きな温泉であります。
温泉を売りにする地域であれば温泉街として観光地化していくのが世の常でありますが、
ここ妙見温泉はそういった媚を感じません。
レジャーではなく、ただただ単純に温泉を楽しみたい、そういった人こそ訪れて欲しいところです。
私がオススメするのは、少しだけ山側に位置する「さかいだ温泉」という場所です。
道路沿いにある建物ですが、意識して探さないとスルーしてしまう場所にあります。
妙見にも新しい温泉宿泊施設が多いので、あえて「さかいだ温泉」を選択する人は少ないでしょう。
しかし、思い切って入ってしまえば、そこは温泉のテーマパークです。
ノーマル、高温、砂寝湯、足つぼ、打たせ、蒸し、水。
昔ながらの施設、かつ限られたスペースでこれだけの種類が楽しめます。特に蒸し風呂は、秀逸であります。暗い小部屋(4人が限界)の下に源泉が流れており、その蒸気で蒸されます。天然のサウナとでもいいますか、けっして高温ではないので、長く入れます。
天井も低く、スペースも狭く、部屋も暗く、聞こえるのは温泉の激しく流れる音だけ。
意識せずとも瞑想してしまい、いつの間にか整っている。そんな天然サウナです。
もちろん温泉としても抜群の湯量と泉質でありますので、地元の方が多く訪問しているように思えます。
炭酸水素塩泉で、飲泉も可能です。
身体の内からもきれいになるということですな。
温泉の群雄割拠、鹿児島においても、特徴的であり、覇者になるポテンシャルを秘めていると言って過言ではありません。
是非、訪問して欲して頂きたいです。
シャンプーやボディーソープといったアメニティー類は一切ありません。
石鹸とタオルだけ持参し、勢いで訪問することが肝要かと思います。
格安で宿泊もできますので、世俗の忙しさに疲れ、長期療養が必要になった方は思い切って湯治に踏み切ってみてもいいかもしれません。
利用したことはありませんが、2500円~(布団を持ち込めば1500円~)とのことです。
入口の手前に駐車場があり、3~4台くらい駐車できます。
また、建物の隣の空きスペースも駐車場となっていますので、車で行って困ることはありません。
料金
大人:300円
子供:100円
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