河野太郎の本読みました

一日一話

河野太郎著「日本を前に進める」読後所感

今、政界で最も人気のある河野大臣が執筆した図書であります。

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どのような人物か、これまで何の実績、そして今後どのような国や社会にしたいか、といった内容が書かれていました。章立ては以下のとおり。

  1. 政治家・河野太郎の原点
  2. 父と私-生体肝移植をめぐって
  3. 新しい国際秩序にどう対処するのか―安全保障・外交戦略
  4. 防災4.0
  5. エネルギー革命を起爆剤に
  6. 国民にわかる社会保障
  7. 必要とされる教育を
  8. 温もりを大切にするデジタル化

自らのキャリアで特に思い入れの強い内容について語っている印象でした。

この人物を一言でまとめると「革新的保守」といったところでしょうか。

政界に入る前の経歴として、アメリカへの留学経験もありますし、富士ゼロックスに在籍しており今でいう働き方改革にも明るい印象。また、ごまめの歯ぎしりというメルマガも政界に入った当初から継続しており、ベテランの政治家になればなるほど苦手なデジタルに関することを得意とする政治家であります。

経歴をみると外務大臣・防衛大臣を歴任しており、安全保障について明るい。

行政改革担当として、印鑑文化やワークライフバランスの推進等を実現した。

また現在は新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当という国難の最前線で指揮を執っている。

能力が非常に高く、スピード感を持った改革ができています。

また、国民の声を広く聞くためにSNSでの活動も盛んである。

人気を見てもまちがいなく今後、総理大臣になるべき人物でしょう。

(次の自民党総裁選に出馬し、できれば早めになって欲しい)

今後、日本が直面する問題。

・人口減少による経済悪化。市場としての魅力がなくなるので仕方なし。今ある全てのサービスを提供できるか不明。リバランスというかヒト・モノ・カネの最適化が必要になると思います。このあたりの情報は未来の年表に詳しく書かれていますので、興味のある人は是非。

・アメリカを中心として中国に圧力をかけているが、その反撃。共産党が力と技術で人民の不満を抑えている形ですが、いつまで続くか。共産党の制御が上手く働かなくなると様々な点で経済、安全保障で脅威になると思います。

・自然環境の悪化。これは日本だけの問題ではないが、各企業・個人が生活スタイルを大きく変革する必要があるかもしれません。これは日本だけでどうにかなる問題ではないので、国連や世界の場で旗が振れる人材を多く輩出していかないとダメですね。とかく、世界が決めた枠組みに後から参加することが多いですが、問題意識を持って率先して取り組んでいく必要があります。

日本人にとって難しい局面は続きそうですね。

政治家は現代と未来を見据えて最善手を打ち続けるバランス感が必要です。

日本は高齢者が増え、悪い意味での保守(変革を望まない)が多くなっている傾向にあると思っています。(高齢者の投票率が高く、社会保障に重点を置いてマニュフェストが人気)そんな中で厳しい局面を乗り越えていけるでしょうか。

こんなときだからこそ、河野太郎氏のような革新的な保守のリーダーが必要です。

そして、なるべく若いうちに総理大臣になって欲しいと思います。

多くの若い国民が政治に参加できるようにオンラインでの投票を可能にするなど、適切なシステムを構築し、全世代の国民が政治に責任を持つようになればいいと思います。

いわゆる3S(sports、screen、sex)だけでなく魅力的な娯楽が多い世の中なので、国民が政治に参加するか分かりませんが、歴史や魂を失って民族は滅びます。日本人は世界で最も信頼されている民族であると勝手に自負しています。腹芸が苦手で、規律や約束を守ります。

先祖を大切にし、わびさびを大事にし、深いところで人情を大切にする、、そんな日本民族が滅んでいい訳ありません。(まあ滅んでいい民族はありませんね。劣等意識の強い国やテロ思想の民族は意識改革が必要です。戦禍において大多数の人間の幸福は実現できないと思います。)

日本人が世界をより良い方向にリードする未来を実現したいなと思っています。

河野太郎氏の図書からは大きく外れましたが、本を読んで私が夢想したことを自由に記述しました。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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