最近、国政に関するニュースを見ても、与党や総理が何をしたいのかさっぱり分からないので、基本的なところからかいつまんで調べてみます。
そもそも国会とは、、
国家の議会。
憲法で衆議院と参議院から構成され、国権の最高機関で、唯一の立法機関である。
つまり、国家レベルの会議を行い、法を定めることができる。
国家を形成する3要素
主権、領域、国民
国会は国民のために様々な問題を話し合いのもと解決し、ルールを作ることが役割と言えます。
その中で与党とは、、
内閣を組織して政権を担う政党です。
日本は連立政権で自民党と公明党が与党です。
衆院の定数は465議席
233議席 過半数 法案の可決に必要
244議席 安定多数 全常任委員会で半数を確保し、委員長を独占
261議席 絶対安定多数 全常任委員会で過半数を確保し、委員長を独占
310議席 3分の2 衆参で否決された法案の再可決や憲法改正の発議に必要
内閣とは、日本の行政府であり、首長となる内閣総理大臣及びその他の国務大臣で組織される合議制の機関。
具体的には、国会で決められた法律や予算に基づいて、国の仕事を進めていく行政機関。
日本は三権分立
国会(立法)、内閣(行政)、最高裁判所(司法)
主権を持つ国民は
それらの機関について正しく機能しているか監視・評価(世論、選挙、裁判官の国民審査)する役割を持つと言えます。
日本人が政治に興味がないのは、、
・小難しい
・面白みが少ない
・ある程度、満たされた生活水準
・国家観などを育みにくい教育
・反日メディアの存在
・議論の内容が自分の生活と乖離していると思う
様々な理由があると思慮します。
国民に正しい情報が入らない、政治に興味関心が低い状況で誰が得をするのか?
・日本の利権を狙う存在
・賢くない政治家
・資産家
・政治に関与したい宗教団体
細かくみると様々な団体が挙げられますが、思いつくまま書いてみました。
思想信条は個人の自由なので、何が正しいかは言及しませんが、国民の教養や倫理観(道徳)の高さが政治や法の質に繋がることは強調したい点です。
国民の教養と倫理観の高さは、どのように養うものか?
教養 :勉強(歴史、文化)、読書、勤勉性、経験からの教訓
倫理観:哲学、道徳心、信仰心、誠実性、友情、努力など
人の世で、神ではない限り、絶対に正しいことということは提示できません。しかし、人の琴線に触れる生き方をしている偉人を見ると、自然と憧れを感じるように、人間には元来(後天的な教育も多少あるかもしれないが)、善と悪を分別できる精神性が備わっているといえる。
その心に従い、学問をする上では、教える人、教わる教材のバイアスに寄ることなく素直に良いと思うことを吸収していくことが肝要であり、その繰り返しが人の教養を深めることに寄与すると感じる。そして、深めた教養を元に、正しい行いをすることで倫理観が高まるのではないかと思います。
政治の話から離れましたが、国民の質が政治の質であり、国民が選んだ代表が国会議員である点を忘れてはいけません。
また、憲法とは国民を統べる根本的な原則であり、日本の精神性を体現したものである必要があると考えます。
憲法学者ではないので、現憲法の素晴らしさ(あるいは、不十分さ)は語れないし、それこそ改憲の議論の中で、戦後の制定について国際法上や国内法上の問題点がなかったかは議論されています。
ただし、日本人としては、争乱直後の日本で定めた憲法を後生大事にして、改憲の気風が高まらないことを問題と思う必要があると思います。
長々と述べましたが、今回は図らずも知識の整理が政治関連の雑記でした。
最後まで見て頂きありがとうございます。
もっと、話題のニュースへ切り込もうと思いましたが、この辺りで筆をおきたいと思います。
追記
前回の国政選挙
2022年 参議院選挙
衆議院の解散・総選挙がない場合
次回の国政選挙は、参議院(満了日:2025年7月28日)と衆議院(2025年10月21日)の任期満了による選挙です。同日になる可能性が高いのでは?
国民が審判をくだせる唯一の機会です。
マニフェストを追うとどの政党も美辞麗句が並んでいます。
日本のために使命感を持ち、大局観と国家観を持ち合わせた骨太の政治家を選出できるように、勉強していきましょう。
余談ですが、次の選挙は参政党に投票するつもりです。
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